外国人と日本語で話すJNJコミュニケーション8原則
2008. 11. 12. 11:17■外国人と日本語で話すJNJコミュニケーション8原則
(1)目的と手法を明確に伝える
判断基準となる原則を提示し何を、どうやるかを簡潔に共有しておくと、相手の理解がいったんぶれても、戻ってくる可能性が高くなる。
(2)主語や代名詞を明確にする
日本語の中に「私が」「貴社が」「誰が」などを挿入していくこと。主語などをあえて言葉に出す。初めに主語を明確にするだけでも相手の理解スピードがアップする効果がある。
(3)締め切り期日など、数値での設定をする
客観性を持った推知を表示できる場合はできるだけ数値設定をする。
(4)日本語のニュアンス
イントネーション次第で、意味の変わる単語の使用は極力避ける。やむを得ない場合は、追加で、具体的な内容を明確化しておく。
(5)カタカナ語・外来語の使用に注意
IT用語など専門用語であっても、カタカナ語は「日本語発音の英語」になっている場合がほとんどなので、使用する場合は英語発音を意識すること。
(6)単語の定義づけ
キーワードについては、その単語の定義づけを事前に共有しておいた方がよい。
(7)打ち合わせなどの結果はメモにして確認
一般的には遠慮などせずアグレッシブに見える外国人スタッフだが、実はシャイで質問などを遠慮する人物も多い。メモにすることで、質問や確認をしやすくする効果がある。
(8)1つの長文より、5つの短文
時間・量ともに1文1文を短文に切って話す。
日本人エンジニアが、グローバルビジネスで勝つための武器としてJNJを活用していただきたい。自らの専門性と日本語を武器に、ひるむことなく自らのキャリアを追求していけるはずである。
出所 : atmarkit